奨学生は体調管理が第一

菅原 道隆

コーセーコスメポート株式会社 勤務
菅原 道隆さん
法政大学 卒業

自分の力で学費を払う必要があった

私は生物教師を目指し、現在の大学を選択しました。奨学生制度を選択した理由は、家庭が裕福でなく自分の力で学費を支払う必要があったからです。当初の新聞奨学生のイメージは「ツラい、寝むれない」と決して良くありませんでしたが、実際に働き始めるとキチンとした一人部屋、十分な給料、適切な仕事量、働く環境としてはとても満足のいくものでした。

奨学生は体調管理が第一

1限から授業がある日は朝刊後にそのまま学校に向かい、夕方まで授業を受けます。帰宅後は課題に取り組み、家事をしてから夜8時までには寝るようにしました。月末は夜8時まで集金して、終わり次第寝るというリズムです。これを毎日続けるとさすがに疲れがたまり、授業中も寝てしまうので、平日でも休日はしっかり休み、勤務日でも空いた時間に仮眠を取るなどして体調管理をしました。

同じ仲間と絆が強まりました

大変だったことは周りの学生と違う生活を送ることでした。体力面も大変なことはありましたが、それ以上に大変なのが精神面です。大学入学時は周りの学生が羨ましく、誘惑もたくさんありました。しかし、それに負けないでいれば嬉しいこともたくさんあります。お客様からの温かい言葉や差し入れ、同じ奨学生と遊べる新聞休刊日。仲間がいたからこそ新聞奨学生を4年間続けることができました。

「新聞奨学生をやってよかった。」私が奨学生として4年間過ごして思うことです。

このメッセージを読んでいるあなたはおそらく焦りや不安でいっぱいでしょうし、私も当時は同じでした。しかし、心配はありません。同じ境遇の仲間や販売所の方たち、お客様との出会いは自分を大きく成長させてくれます。今でも奨学生の先輩や同期と遊び、これからも一生の大切な友人となることは間違いありません。自分が大きく成長できる大学生活とするのか、ありきたりな大学生活を送るのか。みなさんも奨学生として大きなことを成し遂げてみませんか?必ず明るい未来が待っています!

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