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奨学生時代の経験が大きな自信と支えに
私が、毎日奨学生を決めた理由は二つあります。一つは各新聞社の説明会に参加し、どれもあんまり差がなくどこにするか決めかねていたところ、当時神奈川県の募集担当者からの心温まる励ましの言葉でした。そしてもう一つは、「毎日セミナー」の存在でした。運がよければ「大学生」になり、受験に失敗しても「浪人生」という肩書き?で、二年くらい浪人生活をしてその間に「自分にあった仕事が見つかればいい」と考えていました。
私自身あまり勉強が好きではなく、それに加え何より働きながら大学受験をするということ自体、初めから無理だという意識でいました。朝刊を配達してその後「毎日セミナー」に通い、そして夕刊配達をし、それから付帯業務や集金をこなし、その後受験勉強をするといった生活を送るのでは、「受験勉強だけに専念する人には到底かなわない」そう思わざるを得ませんでした。
しかし、私と同じ新聞奨学生にもかかわらず一生懸命、受験勉強に取り組んでいる同期のセミナー生の姿を見て、自分の弱気な気持ちがいっぺんに吹き飛びました。そして、それを一生懸命支援してくださる先生方や先輩方、セミナー生に気軽に声を掛けてくれた毎日育英会の方々にどれだけ励まされたことか。“自分も頑張らなくては”この気持ちで浪人生活を1年間で終えることができました。もしこのような職員の方々や先輩方、同期生がいなかったら今の私はなかったと思います。
5年間の奨学生生活を終え、大学を卒業して1年間銀行員として働き、その後、私の夢であった教員になることができました。教員採用試験に合格できたのも「毎日セミナー」時代の苦労を支えとして頑張れた結果だと思います。あの頃の体験が今の私の人生の大きな自信と支えになっています。
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